カワサキの「Ninja 7 Hybrid」は、世界初のストロングハイブリッドシステムを搭載したスポーツバイクとして注目を集めています。この革新的なモデルは、環境性能とスポーツ性能を高い次元で両立させ、ライダーに新しい体験を提供します。
エンジンとモーターの融合
「Ninja 7 Hybrid」は、451ccの水冷並列2気筒エンジンと9.0kW(12PS)のモーターを組み合わせています。この組み合わせにより、システム全体で69PSの出力を実現し、リッタークラスの加速性能と250ccクラスの燃費性能を両立しています。
多彩な走行モード
このバイクには、状況や目的に応じて選択できる3つの走行モードが搭載されています。
ECO-HYBRIDモード:モーターでの発進後、必要に応じてエンジンが協調し、燃費性能を向上させます。
SPORT-HYBRIDモード:エンジンとモーターの両方を活用し、5秒間の「E-BOOST」機能により、1000ccクラスの加速力を体感できます。
EVモード:モーターのみでの静音走行が可能で、航続距離は約10kmです。
これらのモードにより、日常の通勤からスポーツ走行まで、多彩なシーンで最適な走行体験を提供します。
操作性と利便性
「Ninja 7 Hybrid」は、電子制御の6速オートマチックミッションを採用しており、左手元のセレクター操作でマニュアルシフトも可能です。これにより、エンストの心配がなく、停止時には自動的に1速に戻るため、初心者からベテランライダーまで安心して操作できます。
さらに、車庫入れや狭い場所での取り回しに便利な「ウォークモード」も搭載されており、前進3km/h、後進2km/hでの低速移動が可能です。これにより、駐車やUターンなどの際の負担が軽減されます。
デザインと装備
外観は、カワサキの新世代Ninjaシリーズのデザインを踏襲しており、スポーティで洗練された印象を与えます。足回りには、インナーチューブ径41mmの正立フォークやアキシャルマウントのダブルディスクブレーキを備え、安定した走行性能を提供します。
総評
「Ninja 7 Hybrid」は、環境意識の高まりとスポーツ性能の追求を両立させた、次世代のスポーツバイクです。多彩な走行モードや先進的な装備により、さまざまなライディングシーンで高いパフォーマンスを発揮します。新しいバイク体験を求めるライダーにとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。